ケノンで背中脱毛を一人でできる?やり方・回数・レベル、うなじの脱毛方法
家庭用脱毛器「ケノン」でこっそり脱毛してツルツル肌にしている方も最近は多いですよね。
脱毛サロンや医療脱毛クリニックに通わずに脱毛できるためとても便利ですが、その反面「どうしても自分で脱毛するのに大変な部位」もあります。
ケノンを使って多くの方が苦戦するのが「背中」だと思います。
体が柔らかく手が届くという方ももちろんいらっしゃると思いますが、体が硬いとケノンでの背中脱毛には慣れるまで時間がかかるかもしれません。
今回はケノンを使った背中脱毛の方法や効果、注意点について紹介していきます。
1.ケノンで背中の脱毛を一人でできる?
1-1.ケノンの背中脱毛のやり方は?
2.ケノンの背中脱毛の頻度について
3.ケノンでのうなじ脱毛のやり方について
4.ケノンの便利な機能
5.ケノンの背中脱毛注意点
ケノンで背中の脱毛を一人でできる?
ケノンを使って自分一人きりで背中を脱毛するのには脱毛技術よりも体の硬さが関わってきます。
体が柔らかくて、背中まで簡単に手が回せる方なら自分でもうまく脱毛できるものの、体が硬いとそれも難しいかもしれません。
まったく背中に手が回らない場合には、自分で脱毛するのは諦めてどなたか頼める方にお願いすると良いでしょう。
または、手の届く範囲のみ処理していくことになります。
なんといっても自分では目で直接確認できない部位ですから、鏡を通して確認しながら行いましょう。
慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、慣れてしまえば案外サクッと脱毛できるようになります。
ケノンの背中脱毛時の照射ベルややり方は?
背中の毛が目立つという方でも、毛自体は細い場合が多いです。
1 シェービングを行う
まず脱毛前にはシェービングを行います。
毛が細く見えにくいこともあるので、明るい場所で毛の状況をよく見ながら行いましょう。
毛が残っていると火傷をしてしまう危険性もあるため、照射する範囲はしっかりと処理していきます。
2 冷やす
ムダ毛の処理ができたら、脱毛部位を冷やしていきます。
背中全面一度に冷やすのではなく、範囲を分けて冷やしていくことがコツ。
3 照射
しっかりと冷やすことができたら照射をしていきます。
毛質が細い場合には、脱毛器が色素の判別をしずらくなってしまうので高い出力で照射をした方が効果的です。
ケノンの最大出力はレベル10になるので10で照射するのが一番効率よく脱毛できることになります。
ただ、いきなりレベル10で照射すると痛みが強い場合もあるので、まずは小さいレベルから徐々に出力を上げていくと安心です。
レベルを上げていっても痛みをあまり感じないようであればレベルを上げて照射していきましょう。
ケノンの背中脱毛の頻度について
ケノンの背中脱毛は、2週間に1回程度の頻度で行うのがおすすめです。
脱毛は間隔をあけすぎても詰めすぎても効果が変化する可能性があります。
・間隔を詰めすぎた場合
肌への負担が大きくなり、その割には脱毛効果を出すことはなく、無駄打ちになる可能性があります。
・間隔をあけすぎた場合
せっかくダメージを与えた毛根が再生してしまうので脱毛前の状態に戻ってしまうかもしれません。
したがって、2〜4週間の間隔をキープし、効果が出るまでケノンでの脱毛を続けるようにしましょう。
効果が出始めて、毛の量が少なくなってくると、徐々に照射回数を減らすこともでき、最終的には脱毛しなくてムダ毛が気にならなくなるでしょう。
ケノンの効果が出るまでの回数は?
効果が出るまでの回数としてまずは10回くらいを目安にしておくと良いでしょう。
2週間に1回脱毛する場合、約5カ月になります。
自分では普段みることのない部位なので効果が出たかどうか判断をしやすくするためにも、写真などで残しておくと後で比較しやすくておすすめです。
そして、先ほど少しお話したように、背中は腕や足に比べて毛が細い部位です。
そのため実際に効果が出るまで時間がかかってしまう場合もあります。
脱毛効果や回数には個人差がありますが、とにかく継続していくことが大切です。
照射のレベルも調整しながら、継続して脱毛をしていくようにしましょう。
ケノンで背中脱毛するときの照射レベルと連続ショット数は?
ケノンの照射レベルは1から10まで10段階に調節することが出来ます。
他の部位と比較して毛の薄い背中の場合、脱毛効果を期待することが出来る照射レベルは出力の高いレベル8からレベル10になります。
初めて背中脱毛する場合は、レベル1で照射してみて肌トラブルが起こっていないかしっかりと確認しながら少しづつレベルを上げていきましょう。
いくら高い脱毛効果を期待したいからと言って、初めからレベル8以上の照射レベルで照射するのは肌トラブルの原因となります。
一度肌トラブルが起こってしまうと、肌トラブルを改善するのに時間がかかり脱毛のスピードが大幅に遅れてしまいます。
肌トラブルを起こさないように出力調節するのは、上手に脱毛を進めていく上でのコツにもなります。
また、ケノンは連続ショット機能も兼ねそなえています。
連続ショット機能は1ショット分の照射出力を数回に分けて照射する機能になります。
比較的痛みの感じにくい背中の場合は、痛みに我慢出来れば1ショットで脱毛を進めていくのが一番高い脱毛効果を期待出来る方法です。
痛みが限界だけど照射レベルを上げていきたいというときに連続ショット機能を使用してみましょう。
例えばレベル7が痛みの限界だけどレベル8に出力を上げたいというときに、レベル8で連続ショット機能を利用して照射すれば痛みを抑えて出力レベルを上げることが出来ます。
痛みはどれ位?
ケノンはメラニン色素の黒色に反応して脱毛効果を発揮します。
そのため、VIOやワキのように太くて濃い毛が生えている部分は痛みを感じやすく、背中のムダ毛のように比較的産毛に近いような薄くて細い毛を処理する場合は痛みを感じにくいです。
つまり背中の脱毛は全身脱毛の中でも痛みを感じにくく、初心者でも脱毛しやすい部位になります。
最大出力のレベル10で照射しても、痛みを全く感じないという口コミも多くみられます。
しかし痛みの感じ方は人それぞれです。
背中は痛くないはずと安心しきらずに、
- ・低い出力から脱毛を始める
- ・脱毛前後は保冷剤等でしっかりとクーリングを行う
- ・脱毛後はローションや保湿クリームでしっかりとスキンケアを徹底する
ように気をつけましょう。
カートリッジはどれを使うと良いの?
ケノンのd脱毛カートリッジは、
- プレミアムカートリッジ
- ストロングカートリッジ
- エクストラカートリッジ
- ラージカートリッジ
の4種類があります。
この中でも背中の脱毛に適しているのは、広範囲を一度に脱毛できるエクストララージカートリッジです。
エクストララージカートリッジは、1回の照射面積が2.5センチ×3.7センチの9.25平方センチメートルの範囲となっており、これは家庭用脱毛器の中でも最大範囲となります。
背中のように脱毛範囲が広い部位を施術する場合、少しでも1回あたりの照射面積の大きいカートリッジを利用することで短時間で脱毛を完成させ、脱毛時の手間を最小限にとどめることが出来ます。
背中は自分ではなかなか脱毛しにくい部位でもあり、家族や友人などに頼む場合も脱毛の手間を減らすようにエクストララージカートリッジを準備しておくといいでしょう。
ケノンで背中脱毛をするコツは?
一見難しそうなセルフ背中脱毛ですが、鏡を上手く使って行えば出来ないこともありません。
自分で背中脱毛を行う場合、
- まずはしっかりとシェービングをしておく(特に凹凸のある肩甲骨の周りはチェックポイント)
- 背中の上半分は上から手をまわして施術する
- 背中の下半分は横から腰に手をまわして施術する
- ヒジの高さや背骨など部位を、どこまでの範囲を脱毛したかの指標にする
などのコツが挙げられます。
シェービングに関しては、背中用の柄の長いシェーバーも発売されているので、体が硬くて手が届かないという人はウェブでチェックしてみて下さい。
それでも自分では難しという場合は、無理して自分で施術するのではなく家族や友達などに助けてもらったり、脱毛サロンや脱毛クリニックでの脱毛も上手く利用していきましょう。
ケノンでのうなじ脱毛のやり方について
うなじ脱毛をするときには鏡を準備するようにしましょう。
三面鏡など横からも確認できるものであればやりやすいのでおすすめです。
他の部位脱毛同様、脱毛前にシェービングすることからスタートします。
ただ、うなじのどの範囲を剃ればよいのか良くわからないという方が多いと思います。
うなじを処理する時のコツとしては、まず髪の毛を高い位置でくくると良いです。
髪の毛が短い方はヘアバンドなどを使って髪の毛全体が上方向に向いた状態でキープします。
そうすると、髪の毛と産毛の境目が確認できるようになります。
ケノンでうなじを脱毛するときには、以下のポイントを抑えておくと安心です。
- 髪の毛とムダ毛の部分を分ける
- 電気シェーバーを使う
- 弱いレベルから照射していく
しっかりと髪の毛部分とムダ毛部分を分けておかないと、髪の毛まで剃ってしまうことになります。
万が一髪の毛部分を照射したらかなり強い痛みになるので注意してくださいね。
基本的には髪の毛部分は触らない方が自然なので、ムダ毛だと判断できる部分のみを脱毛していくことがコツです。
そして剃るのにはカミソリではなく必ず電動シェーバーを使いましょう。
背中もうなじも手を伸ばしたり回したりしながらする部位になるので、カミソリでの処理はリスクを伴います。
電動シェーバーで焦らずに時間をかけて処理することが失敗を防ぐことに繋がります。
シェービングをした後は、冷やしてからケノンで照射していきます。
髪の毛に近い部分はすこし痛みが強くなることもあるので、良く冷やすこと、そしてレベルを少し弱めで様子を見ながらあげていくことを心がけましょう。
ケノンの便利な機能を使って背中脱毛をしよう
ご存知の方も多いかもしれませんが、ケノンには便利な機能がついています。
使いこなすことで手の届きにくい部位も脱毛しやすくなったり、施術時間の短縮につながります。
オートモード機能
ケノンは、電源を入れ、照射ボタンを押すだけで脱毛できるため使いやすい脱毛マシンです。
さらにケノンのオートモード機能を使えば、照射ボタンを押すことなく脱毛することができるようになります。
肌にカートリッジが当たることで自動的に光を照射してくれる機能なので、電源さえ入れれば脱毛できるということです。
背中やうなじのように脱毛しずらい部分だと、自分で照射していくのは大変な作業になります。
そんな時にはこのオートモードを使ってひとつ工程を省くだけでずいぶんと楽になるのでおすすめですよ。
スライド照射機能
スライド照射機能とは、ケノンを肌に滑らせていくだけで脱毛できる機能のことです。
毎回照射位置を確認せずに滑らすだけで脱毛していけるのでとても便利です。
背中のように見えない部分では、直前に照射した部位と重ならないように、そして隙間が空かないようにカートリッジをセットするのはなかなか大変です。
そんな時はスライド照射機能を使うと、綺麗に脱毛できて時間短縮にもつながります。
ケノンで背中脱毛の注意点
最後にケノンで背中脱毛するときの注意点もご紹介しておきます。
背中ニキビがある場合の施術方法
背中の肌状態があまりよくなく、背中ニキビができていることもあるかもしれません。
膿んでいて炎症をしているニキビの上を照射するのは危険です。
火傷や傷跡を作る原因にもなりかねません。
状態が酷ければ改善されるなるまでその部分を避けて脱毛するようにしましょう。
そして、落ち着いてから照射を行っていきます。
炎症は落ちついていてもまだ赤みがあったりすると痛みが強くなることもあるので低いレベルから様子を見つつ脱毛していきましょう。
背中ニキビの原因には
- シャンプーやボディソープの洗い残し
- ホルモンバランス
- 生活習慣
など様々な原因が考えられますが、背中の毛が原因になっているケースも少なくありません。
産毛に汚れやボディソープなどが付着し、毛穴に入って炎症を起こしてしまうのです。
毛がなくなることで汚れが付きにくく、ボディーソープやシャンプーも残りにくくなることもあり、背中ニキビが改善されたという方もたくさんいらっしゃるようです。
炎症が収まった部位から脱毛し、毛もニキビもないきれいな背中を目指しましょう。
施術前後の注意点やケア方法
施術後の肌はとても乾燥しやすくなっています。
そのままにしておくと、肌トラブルを引き起こす原因になってしまうこともあります。
また、保湿をしておくことで毛の抜けもよくなり脱毛効果をアップさせることもできます。
したがって脱毛後は必ず保湿ケアを行うようにしましょう。
背中は手が届きにくいというため、あまり保湿していない人も多いです。
もし手が届かない場合には、ミストスプレーなどを使ってしましょう。
普段使っている化粧水を100円均一などで売っているミスト容器に入れ替えて背中に吹きかけるのもOKですし、あたらしく購入するのでもどちらでもOKです。
本来であれば化粧水後にボディクリームや乳液で蓋をしてあげるのが理想ですが、化粧水をしておくだけでも何もしないよりかは断然良いです。
手が届かないとあきらめていた方も、ぜひ試してみてください。